伊勢湾は豊かな漁場だった―伊勢湾漁師聞き書き集

商品名 伊勢湾は豊かな漁場だった―伊勢湾漁師聞き書き集
商品番号 yomimono007
価格 ¥2375 (税込)
在庫 在庫なし!
数量

商品の詳細

編者:海の博物館
発行:三重県漁業協同組合連合会
白黒 285頁  
縦21cm横15cm 2005年

本書は、伊勢湾漁業地区(三重県・木曽岬~安乗の間)56地区を対象に聞き取りを行った証言集。

きわめて優良な漁場であった伊勢湾が、高度経済成長期の臨海部埋立と共に漁場を失い、漁業がどのように変化していったのか、海がどのように汚れていったかが証言されている。
伊勢湾では、ばっち網・船引き網、底引き網漁業のほか、採貝漁業、のり養殖業等が盛んに行われている。
今でも、イワシ、コウナゴ、カレイ、アサリ、クルマエビ等の漁獲で、最盛期ともなると浜は賑わいを見せている。
しかし、戦後すぐの時代から昭和40年代前半までの時代の浜の殷賑ぶりと比べれば、その衰退の状況は目を覆うばかりである。

「大きな船(打瀬網船)一隻作るのには家一軒分くらいかかりますやろ。一隻で一世帯を世話しとったんで、親方は自分とこの子供の家を全部作っていったわけで、そのくらい儲かったわけですな。今は違いますよ。一人で乗っていってもひいひい言ってますわ。なんでかというと、環境問題ですな。ヘドロですな。」

「逆に魚の目でこちら(の人間)をみることも大事や。魚の住みやすい海をつくることを魚が訴えとる。そやから、海を大切にせないかん。」

「私の場合は、息子夫婦が漁業をやっています。後継者がいることが、希望でもあり、不安でもあるんです。」


木曽岬―木曽川の水に生かされてきました
伊曽島―ノリはもの言わんけど、かわいいな
大島―船が沈むくらい捕ったこともありました
赤須賀―長良川河口堰でとたんに漁場が変わってしもた
城南―揖斐川の漁場と共に七〇年、導流堤かさ上げにかけた
川越―ノリは文久・慶応の時代からやっとるんや
富洲原―昔は伊勢湾の奥の方までとりに行きよったです
冨田―死ぬまでマンガ引きます
四日市―今のところ息子が後を継いでくれます
磯津―工場廃水が漁場をペシャンコにした〔ほか〕

関連商品